お刺身盛り合わせ
今回の内容は、御宿町にある郷土料理の宿 マタエムの紹介になります。
余談ですが、初の旅館レビューの記事です。
食が関わるので、今後は旅館やホテルなどを利用した際も書いていこうと思っています。
2021/9/12より、一泊二日で利用した時の記録になります。
今回は、伊勢海老おもてなしパック(税込14000円)を利用しました。
期間限定のパックですが、舟盛りコース(税込13500円)にプラス500円で伊勢海老が増量できるお得なパックとなっています。
部屋
8畳+αのお部屋に案内されました。
2人なら広々と利用できる広さです。
建物自体は年季が入っているようですが、掃除が行き届いており不潔な感じは一切ありませんでした。
民宿にありがちな隣の部屋の騒音に悩まされることもなく、快適に過ごせました。
冷蔵庫にある麦茶のサービスは、個人的に嬉しい心づかいでしたねw
お風呂
お風呂はいずれも家族風呂になっており、貸し切りで利用ができます。
温泉ではありませんが、広々としたお風呂は気持ちが良いです。
バスタオルがなく、備え付けの手ぬぐいをバスタオル代わりに利用するので、気になる方は持参した方が良さそうです。
手ぬぐいは脱衣場に大量にあるので、自分はそこまで気になりませんでした。
夕食
お待ちかねの夕食です。
まずは乾杯。
前菜
内容は、蒸した伊勢海老、枝豆、らっきょう、サザエを煮たものです。
蒸した伊勢海老はプリプリ感と甘みのバランスが良く、濃厚な味噌が格別でした。
海鮮はもちろん美味しかったですが、らっきょうに添えられていたもろみ味噌が思っていたよりも美味しく驚きました。
刺身盛り合わせ
この日は、マグロ、真鯛、カンパチ、クエ、アワビ、伊勢海老でした。
生の伊勢海老はプリプリ感が爆発ですね。
噛みしめると、ねっとりとした甘みが口に広がります。
アワビは貝柱の部分?だったためか、思ってたよりも柔らかかったです。
コリコリとした歯ごたえと、磯の香りがなんとも言えない美味しさですね。
他の魚も身がピンとしており、新鮮な地魚の味を楽しめました。
この辺りで我慢できず、御宿の地酒である岩の井にシフトしました。
真鯛の焼き物
火を通すことで、お刺身とは違う風味を味わえます。
アワビのつっつき貝
アワビの肝をベースに味を整え、生でも食べられるアワビに火を通すという贅沢な料理です。
柔らかくなったアワビの食感と、濃厚な肝の味が最高でした。
焼き伊勢海老
蒸しと生の伊勢海老を食べましたが、焼きの伊勢海老は水分が飛ぶことで、より濃厚な甘みを楽しめます。
ヒラメの唐揚げ
一個と言わずに何個も食べたいくらいの美味しさです。
ヒラメが淡白なので、揚げていても全然くどさがありませんね。
メバルの田舎煮
これぞ房総の味!と言わんばかりの甘辛いタレで、メバルを煮付けたものです。
メバルの味とタレの味が一体となって、舌に暴力を振るってきます(笑)
飲んでいても、ご飯につい手が伸びてしまう一品です。
他には、小さいサラダ、漬け物、ご飯、味噌汁が付いてきました。
朝食
冷奴、漬物を箸休めにし、鯵の干物、アサリの佃煮、しらす玉ねぎ、味付け海苔、生卵でご飯を食べ進めます。
伊勢海老の味噌汁は可食部位はほとんどないものの、濃厚な伊勢海老の出汁が出ていて格別でした。
炊きたてのツヤツヤしたご飯は、一番の贅沢かもしれませんね。
大盛りで2杯のご飯を美味しくいただき、宿を後にしました。
まとめ
他に2組泊まっていた方が居たようでしたが、食事もお風呂も別々で接することは一切なかったので、コロナ禍であっても比較的安心して泊まれました。
女将さんの対応もキビキビとしており、不満な点は一切なかったです。
海鮮を贅沢に気の済むまで味わってみたい!という方には、オススメできる宿です。
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ごちそうさまでした。
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