クジラ肉を加工しているところ
こんにちは、てっぱです。
今回は南房総市和田町にある外房捕鯨 鯨解体作業場にて、鯨の解体を見てきた時の記事になります。
日本の捕鯨基地は北海道網走、宮城県鮎川、和歌山県太地、千葉県和田の4か所しかありません。
捕獲数や捕れる時期も限られているので、貴重な体験が出来たように思います。
それでは、見ていきましょう。
見るまでの経緯
8/19〜8/20にかけて、四季の宿 民宿じんざに泊まった時の話になります。
くじらフルコースの夕食に舌鼓を打っていると、「今日は鯨が2頭捕れて、1時頃から解体をやるみたいですよ」と宿のご主人から教えていただきました。
調べてみると、和田町での捕鯨は夏の間(6月末から8月)だけのようです。
もちろん毎日捕れるわけではないので、この日は完全にラッキーでした(笑)
捕れたという情報を仕入れてからでないと、現地の人以外が見ることは厳しいですね。
捕鯨を行っている外房捕鯨株式会社のHPで解体情報を更新しているため、解体を見たい場合はこちらからチェックしましょう!
余談ですが、外房捕鯨の読み方は「そとぼうほげい」ではなく、「がいぼうほげい」です。
千葉に住んでいる人だと、おそらく99%が間違えますね(笑)
アクセス
所在地:〒299-2704 千葉県南房総市和田町和田662−12
和田漁港の周辺にあります。
四季の宿 民宿じんざからは徒歩15分ほどの距離です。
1時近くになったので車で向かうと、明かりが付いていました。
鯨の解体を見ようと、20人近くの人がいましたね。
車を他の車の脇に駐めて向かいます。
解体の様子
遅い時間ですが、大勢の方が作業しています。
作業場内へは立入禁止だったので、写真の画質は全体的に粗めですがご了承ください。
遠目からでもクジラの大きさが分かります。
ツチクジラという種類のクジラのようですね。
皮を剥がしている様子です。
手前側では、解体した鯨肉を加工していました。
加工したら緑色の容器に入れて、
フォークリフトで運んでいました。
分担しないと出来ない大仕事なのが、これだけでも伝わってきますw
写真を撮るのに夢中になっていると、同じ場所で他に見ている人がいないことに気づきました。
自分たちは作業場の入口方面から見ていましたが、海を挟んで作業場内が見えるところに人が大勢いたので、急いで移動しました。
※この先は鯨の血や内臓が写っているので、苦手な方はブラウザバック推奨です。
先ほどよりも近くで解体の様子を見ることができます。
クジラの周辺で作業している人は、スコップのような大きい包丁を持っていました。
肉を切るというよりは、膜を剥がしているような感じでしたね。
内臓もとてつもない重さなので、ワイヤーにくくりつけて機械の力で引っ張り出していました。
掛け声とともに、どんどん解体されていきます。
頭を落とし始めました。
頭だけでも100kgはありそうな大きさです。
三枚おろしのような身の形になりましたが、とてつもない大きさですね。
1時間ほど経ち解体も一段落した様子だったので、宿へ戻りました。
まとめ
本当にたまたまでしたが、鯨の解体を見るという貴重な体験ができました。
解体の様子を間近で見ることで、命に感謝して食材をいただかないといけないと改めて思いましたね。
捕鯨は国際的に問題視されている行為ですが、クジラの食文化がなくなるのは千葉県民の一人としては悲しいので、個人的には今後とも続けて欲しいところです。
更新時につぶやいているので、ツイッターのフォローを是非お願いします!
ごちそうさまでした。
下に関連記事があるので、こちらもよろしければどうぞ。
ブログランキングに参加中です。応援よろしくお願いします!
コメント